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ロ―マ帝国アウスグストウス帝の時代、アンティ―ク期の書物ストラホン全17巻“ Geographika(地理)”編には(アナドルXI .XII.XW)力ッバドキア地方の境界線をこのように明記している,南はトロス山脈、西はアクサライ、東はマラティア、北は東黒海沿岸までのびる広範囲に及ぶ。現在のカッパドキア地方は、ネヴシェヒ―ル、アクサライ、二―デ、カイセリ、クルシェヒ―ル地方を含めた範囲であるが、さらに岩場の多いカッパドキアとして範囲を狭めるならば.ウテヒサ―ル.ギヨレメ、アバノス.ユルギュップ、デリンクユ.カイマクル、ウフララの周辺といえる。 火山噴火と地層構造岩壁力ッパドキア地方の工ルジュス山.ハサン山.ギュルル山は地殻変動による活動火山であった。この火山と共に他のたくさんの火山噴火が1千万年前に始まり現在まで続いている。湖の底の火山から出た溶岩は.台地と川や湖の上100--150mのところに積もり厚さも硬さも違う凝灰岩層から構成される,この層の組織において凝灰岩の他、火山灰.粘土.砂岩.玄武岩等のような地層岩か見られている。メイン火山から噴火されたもので形成される台地は、それよりさらに噴火カが少ない小さな火山噴火によって常に変化している、最初にクズルウルマック(赤い川)と湖の凝灰岩層浸食から今日の状態に至っている。 妖精の煙突の構造谷の斜面を流れる水や風は凝灰岩で出来ている岩石を浸食し"妖精の煙突"と名付けられるその奇妙な姿を生み出した。雨等の水は、鋭い山の斜面で自然に流れ道を見つけ、硬い岩々を割り砕く原因となった.下の部分に見られる柔かく浸食しやすい地層を深く彫る形でこれらの斜面が出来上がり、上の部分に位置する帽子で浸食を防ぐ円錐形の本体が現われた.さらにユルギュップ周辺でたく さん見られる帽子付き妖精の煙突は円錐体になり、てつペん部分には岩石付いている。本体は凝灰岩や火山灰等で構成され、帽子の部分は硬い岩々で形成されている。すなわち帽子部分を形成している岩の質と本体部分の岩塊により釣合いがとれ、頑丈であるということが、この妖精の煙突の構成上最低の条件でもある。帽子部分の岩への抵抗力との関係によって妖精の煙突の寿命が決まるともいえる。カッパドキア地方で土地が浸食された妖精の煙突のタイプとしては帽子型.円錐型.キノコ型、円柱型.とんがり型がある。これらを最もた<さん見られる場所は、ユルギュップ.ウチヒサ―ル、アバノスの三角地帯の間にある峡谷、ユルギュップとシャヒネファンディ間の地帯ではネヴシェヒ―ルチャト町周辺、力イセリソアンル峡谷.アクサライセリメ村周辺である。妖精の煙突の外の谷斜面では雨水によって作られた地層の招曲地域も特徴とされる。時々斜面で見られる色は溶岩層の温度差によるものである。これらはウチヒサ―ル、チャヴシンではギュルデレ.ギヨレメではメスケンデル、オルタヒサ―ルクズルチュクル.パンジャルル谷等で見られる。 |
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